ARPUを構成する要素を理解しよう

企画運営

運用計画を立てる時に便利なARPU

ARPU(エーアールピーユー)
Average Revenue Per User
ユーザー1人あたりの平均売上額

ゲームの運営以外でも、大概のサービス業の基本KPIとしてチェックされる項目の1つです。
平均売上の指標になるため、「売上÷ユーザー数」で算出されます。

「ARPU」を実際の仕事で使う際は、

  • ARPUDAU:日におけるユーザー1人あたりの平均売上額
  • ARPUMAU:月におけるユーザー1人あたりの平均売上額

と言った形で、期間と組み合わせて使われる事が多いです。
(「ARPU」だけだと、「いつの?」と言われますので、期間がセットになります)

ARPU自体は振り返りや予測時の指標として以下のような使い方をします。

■例:振り返り
今月の月間の利用者(MAU)が10万人のサービスで、売上が1,000万だった場合

10,000,000(売上)÷100,000(MAU)=100(ARPUMAU)

今月のARPUMAUは100円
■例:予測
来月は大規模なプロモーションを予定しており、MAUが12万人ぐらいになる想定、
ARPUが大きく変わる施策は入らない場合の売上予測

120,000(MAU)×100(ARPUMAU)=12,000,000(売上予測)

来月の売上は1200万程度を想定

ARPUを用いた会話としては、このような内容になる事が多いです。

ARPUに影響を与える3つの要素

運営あるあるですが、
「このままだと今月の売上目標が達成できないから、残り期間のARPUを上げよう」
と言った内容を、たまに聞く事があります。

ですが、ARPUはあくまで売上の平均です。
全てのユーザーが等しく同じ額の課金をしてくれている訳ではありません。
実態としては、一部の課金ユーザーと、大多数の無課金ユーザーがサービスを利用しており、
その平均値がARPUとなります。

ARPUを増減させるには、ARPUに影響を与える要素に対してどうアプローチするか?を考える必要があります。

■ ARPUに影響を与える要素
・課金ユーザー1人あたりの課金額(ARPPU)
・課金ユーザーの数、割合(PUU、PRate)
・ユーザーの全体数
(DAU、MAU)

大きくこの3つの要素があります。

ARPUを上げるためには、売上が増えれば良い訳ですから、下記の考え方になります。

・課金ユーザー1人あたりの課金額が上がり、売上が増加するパターン(ARPPUが影響)
・課金ユーザー1人あたりの課金額は変わらないが課金ユーザーの数が増えて、売上が増加するパターン(PUU、PRate)

この2点であれば、売上が増加し結果的にARPUも増加します。

そして、ユーザーの数が影響する場合は少し複雑になります。

・売上が変わらずユーザー数が増えた場合、ARPUは減少する
 → 10,000,000(売上)÷110,000(MAU)=90.9(ARPUMAU)
・売上が変わらずユーザー数が減った場合、ARPUは増加する
 → 10,000,000(売上)÷90,000(MAU)=111.1(ARPUMAU

理解して頂けるでしょうか?
売上が変わらない場合、ユーザー数とARPUの相関関係は逆になります。

まとめ:ARPUだけで判断してはいけない

ARPUは振り返りや計画を立てる際には非常に使いやすい指標です。
ですが、ARPU自体は「結果から導き出される数値」と言う点に注意しなければなりません。

そのため、ARPUの「高さ」「低さ」だけで、物事を判断すると、アプローチ方法を間違えてしまう可能性があります。
ARPUの増減が必要な施策を考える場合は、ARPUに影響を与える「どの要素」に「どんなアプローチをするか?」を考える必要があります。

関連する記事

コメント

  1. […] ARPUを構成する要素を理解しよう […]

  2. […] ARPUを構成する要素を理解しよう […]

  3. […] ARPUを構成する要素を理解しよう […]

  4. […] ARPUを構成する要素を理解しよう […]

  5. […] ARPUを構成する要素を理解しよう […]

  6. […] ARPUを構成する要素を理解しよう […]

タイトルとURLをコピーしました