ゴールとはなんだろう?

企画運営

ゲームにおけるゴール(目標)設定

前回の記事で、ゲームの定義の一つとして”ゴール(目標)”を記載しました。
この記事ではゴールについて、もう少し深ぼってみたいと思います。

  • RPGなら、魔王を倒して平和な世界を取り戻す
  • レースゲームなら、全てのグランプリで1位を取る
  • アクションゲームなら、因縁のライバルやボスを倒す

などは、分かりやすいゴールの例です。
一般的な家庭用ゲームだと、上記のようなゴールに辿り着けば”ゲームクリア”になる事が多いです。

では、終わりの無い運営型のアプリゲームにはゴールは存在しないのでしょうか?

家庭用ゲームとアプリゲームのゴールの差

結論からお話すると、アプリゲームにもゴールは存在します。
ただし、家庭用ゲームのようなエンディングは用意されません。

家庭用ゲームの場合、ゴールに到着すると言うことは、

作り手が用意した全てのコンテンツが消費された状態

となります。
そのため、これ以上プレイしても進捗できるものがありません。
なので、「目標を達成したので、ここで終わりですよ」と言う事を伝えるために、
エンディングが存在しています。

ですが、アプリゲームの場合は、

運営によってコンテンツが定期的にコンテンツが追加される

ため、遊んでいる時点で、全てのコンテンツを消費したとしても、
定期的にコンテンツが追加されていきます。
コンテンツが追加され続けるので「ここで終わりですよ」とは言えません。

アプリゲームでは、家庭用ゲームの「ゴール=エンディング」の関係性が成立しません。

アプリゲームにおけるゴール設定

では、アプリゲームではどのようにゴールを設定し、プレイヤーに行動を起こさせるのでしょうか?
一般的な無料のアプリRPGをイメージしてお話すると、

  • ストーリー
  • ミッション
  • イベント
  • キャラ収集
  • 育成

など、それぞれのコンテンツに”小さなゴール”が無数に設定され、
その小さなゴールを少しずつ順にクリアしていく事を、プレイヤーの目標にして貰います。

無料のアプリゲームをプレイした事がある方はイメージし易いかと思いますが、
ゲームをプレイして少し進めると、すぐに、

  • 「○○○をクリア」
  • 「○○○を入手」
  • 「○○○を達成」

など、一方的に褒められ、たくさん報酬が貰えますよね?
これが小さなゴールです。

目標感を見失わないために、このような設計にしているゲームが多いです。

アプリゲームにおける目標感

上の項目で、アプリゲームにはエンディングが無いと書きました。

エンディングに辿り着くためのゴールが無いと言うことは、
“ゲームを続けるための、惹きが強く分かり易い動機、理由、モチベーション”
を、アプリゲームでは構造的に提供できないと言うことになります。

そのため、“惹きは弱いが、簡単で分かり易いゴール”を、
ゲーム内の様々な場所に用意し、短いスパンでゴールに辿り着くようにする事が多いです。
何回も小さなゴールをクリアする中で、ゴールする達成感を楽しい、面白いと感じて貰い、
そこをモチベーションにゲームプレイを継続して貰う流れとなります。

この小さいゴールを繰り返し達成していく中で、
キャラクターや物語などの世界観や、コアとなる遊びやルールを理解して貰い、
ゲームそのものを深く好きになって貰えるように設計しています。


これがアプリゲームにおけるゴール、目標感の考え方の一つです。

関連する記事

コメント

  1. […] ゴールとはなんだろう? […]

タイトルとURLをコピーしました