ゲームにおける期待値コントロールを行う5つの方法

企画運営

皆さんは「期待値コントロール」と言う言葉をご存知でしょうか?

読んで字のごとく、人の感情における「期待値」を「コントロール」する訳ですが、ゲームにおいては、これが「できるか」か「できないか」で、ユーザーの評価が180度変わります。

期待値がユーザーに与える影響

結論から書くと、ユーザーはゲームに期待しているから遊び続ける訳です。

ユーザー
ユーザー

「イベントが全て終わってしまった」

ユーザー
ユーザー

「キャラの育成が全て終わってしまった」

ユーザー
ユーザー

「今ゲームにログインしても特に遊ぶものがない」

このような状態になってもゲームを継続する理由、それは「ゲームに対する期待」を持っているからです。

ユーザー
ユーザー

「来月になったら、きっと新しいイベントが出る」

ユーザー
ユーザー

「来週になったら、きっと新しいキャラが出る」

ユーザー
ユーザー

「もうすぐ、きっと1周年記念のキャンペーンがある」

など、ユーザーは「自分の中の期待」を信じて、継続してくれます。

では、この期待値はどのようにコントロールすれば良いのでしょうか?

上手な期待値コントロールの方法

ユーザーは、まだゲームに登場していない、ゲーム内で実際に使用することができない未来のコンテンツに対して期待を持っています。

そのため、「ユーザーが手にしていない未来のコンテンツ情報をどのように伝えるか?」をコントロールすることを期待値コントロールと言います。

情報を早く出しすぎない

期待値をコントロールする上で、ユーザーの熱量は大事です。

情報を出した瞬間が一番ユーザーの熱量が高くなりますが、時間の経過とともに熱は覚めていってしまいます。

ユーザーが熱狂する情報だとしても、それがユーザーの手元にくるのが半年先や1年先だとしたら、待っている期間の間に熱は覚めてしまうでしょう。

期待値コントロールする上では、情報の内容以上に、出すタイミングが重要になります。

情報をまとめて出さない

全ての情報を一気にユーザーに渡すと、それだけで満足してしまいます。

例えば、3ヶ月後のイベントの情報を1度にまとめて伝えてしまうと、待っている間に熱が覚めてしまい、イベント当日までのワクワク感が薄れていってしまいます。

情報を小分けにして、複数回に渡ってユーザーに伝えるようにしましょう。

毎回大きなトピックが1つ以上あれば、ユーザーは盛り上がってくれます。

イベント当日に向けてワクワク感が右肩上がりになるように、情報を分けて出しましょう。

詳細な情報を出しすぎない

1から10まで情報を出してしまうと、イベントやキャンペーン当日にサプライズ感がなくなり、ユーザーの期待値と同等、またはそれ以下の状態になってしまいます。

ユーザーは断片的な情報から、勝手に想像や妄想を膨らませて、自分の中で期待値を高めていきます。

全ての細かい情報を出してしまうと、この想像や妄想する機会を奪ってしまい、ワクワク感を作り出せなくなってしまいます。

わからない事があるからこそ、色々議論が起きたり、妄想で話しが膨らみます。

ユーザーの妄想力を掻き立てるような情報を出しましょう。

過大に煽らない

ユーザーの期待値を上げたいからと言って、過大に煽ったり、過少評価した情報を出すのも良くありません。

煽りすぎると、その分ユーザーの期待値が大幅に上がるため、イベントやキャンペーン当日の内容が物足りなく感じられる可能性があります。

例えば、「大盤振る舞い」や「史上最大規模の〜」と伝えると、「ものすごくたくさんのオーブが貰えるのでは!?」「10連ガチャが複数回引けるかも!?」など、ユーザーの中でどんどん拡大解釈が行われていきます。

煽るだけ煽って、「10連ガチャ1回プレゼント」だった場合、ユーザーの期待値より大幅に下になるため、非難される事になるでしょう。
(過大に煽らなければ10連ガチャ1回でも十分満足して貰えるはずなのに…です)

実際のイベントやキャンペーンの規模を考えて言葉選びや情報の出し方に注意しましょう。

情報を隠しすぎない

過大な煽りや、詳細を出しすぎるのを恐れて、情報を隠しすぎても良くありあません。

隠しすぎた情報ではインパクトが弱くなり、ユーザーの期待値を上げることができなくなります。

例えば、「新しいアイテムが出現」とか「新しいキャラが登場」と言われても、あまり期待値は上がりません。

これだと、事前に情報を出す意味もなく、出した情報もスルーされてしまいます。

「新しいアビリティを持った武器が出現」とか「全身鎧を身に纏った騎士が登場」など、想像や妄想ができる程度の情報は必要です。

詳細を伝えすぎないようにしつつ、ユーザーがある程度イメージを膨らませることが可能な情報を出しましょう。

ゲーム運用は情報戦

いかがだったでしょうか。

ユーザーの期待値コントロールが上手くできれば、未来に期待して貰いつつ、今のゲームを継続してもらう事ができます。

コンテンツが消化されて次の更新まで少し期間がある時や、大型アップデートの告知など、ゲームの運営をしていると期待値コントロールが必要なタイミングが多く発生します。

情報の出し方ひとつでユーザーの感情をコントロールできるので、情報戦を制してより良いゲーム運営を行いましょう。

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